飼い主目がけ大ジャンプするフクロモモンガが尊い「着地するとき目を瞑るのが可愛い」「モフモフに包まりたい」
ベランダで飼い主を目がけ大ジャンプするフクロモモンガのハックンの姿が、「お腹のモフモフが椎茸の裏側みたいで可愛い」「着地するとき目を瞑るのが可愛い」「モフモフに包まりたい」などと、話題になった。当時の状況と、飼うのは難しいとされるフクロモモンガの生態について、飼い主さんに聞いた。 【動画カット】飛び立つ瞬間の顔がまるでアスリート!しっぽをブンブン…着地寸前の顔が可愛すぎるフクロモモンガ ◆トイレのしつけもできず、強い臭いも…決して飼うのは簡単では無い ――見事なまでも大ジャンプを決めたハックンの動画「今日も元気に大ジャンプ」ですが、当時の状況を教えてください。 「天気も良くフクロモモンガといえば滑空なので、カメラに撮りたい衝動にかられ、「おいで」と呼んだら思いのほか大ジャンプで、カメラにその姿を収められて嬉しかったです」 ――実際にフクロモモンガを飼ってみていかがですか? 「3匹のフクロモモンガを飼っていますが、動物優先の生活で宿泊が伴う旅行には行けません。そして暑さや寒さが苦手なため、温度管理が必要で、電気代高騰の中、節電とは無縁です」 ――SNSでは、「リアルな話、決して(飼うのは)簡単では無いです。忍耐力と愛情を注げる覚悟が必要」と投稿されています。 「フクロモモンガを診てくれる動物病院は少なく、私も1時間以上かけて病院に行っています。飼うにあたり、まずはエキゾチックアニマルを診てくれる動物病院を探さないといけません。そして、オスは結構臭います。頭上に臭腺があるため、そこらかしこに独特な匂いを擦り付けます。縄張りを張るためのもので、去勢手術すれば多少は匂わなくなりますが、全くの無臭にはなりません。 トイレのしつけもできないので、部屋中がうんちまみれになったり、爪も鋭く身体中傷だらけになります。そして健康に長生きしてもらいたいので、金額は惜しみませんが、ご飯代も高いです。『人間が犠牲になる』という考えがある人には向いていません」 ――実際にフクロモモンガと一緒に生活していかがですか? 「フクロモモンガは犬のような性格をしています。実際に飼うと悲しい時に寄り添ってくれたり、泣いていたら涙を舐めたりと、優しい一面を知れました。自分の名前もしっかりと認識しているので、別な名前で呼ぶと振り向きません。そしてヤキモチ妬きです」