今永昇太、圧巻の制球力に米記者が感嘆!四球数は球団史上最少「わずか11個しか与えていない」
カブスの今永昇太は現地時間6月9日(日本時間10日)、敵地で行われたレッズ戦に先発登板。3回にソロ本塁打を浴びたものの、6回2/3を投げて2失点と好投。5月1日のメッツ戦以来、実に6試合ぶりとなる6勝目を挙げた。 【動画】日本では「珍しくない」? 今永昇太の球審への礼節シーン 味方が2回までに4点を奪った試合で、今永は初回から2奪三振の好投。3回に8番のルーク・メーリにソロ本塁打を浴びたが、以降は6回裏まで安打を許さない抜群の投球をみせた。 4-1の7回には、先頭のスペンサー・ステアから3者連続安打を浴びて失点。1死三塁から、この日7個目の三振を奪ったところで降板した。6回2/3で94球を投げ、5安打2失点、7奪三振、1四球と好投した今永は、今季6勝目を挙げ、防御率は1.96となった。 今永の投球について、米メディア『Chicago Tribune』のメーガン・モンテムーロ記者は自身のXで「カブスの左腕投手ショウタ・イマナガは今季わずか11個の四球しか与えていない。これは1901年以来、カブスの投手がキャリア最初の12試合に先発した時の最少記録である」と投稿。 また、12試合で72個の三振を奪った今永について「1901年以来、カブスの先発投手として12回の先発登板で記録した72奪三振は、ケリー・ウッド(1998年の107奪三振)とマーク・プライアー(2002年の86奪三振)に次ぐ記録である」と伝えた。 今永はここ2試合で5失点(自責1)、7失点と打ち込まれており、本来の姿ではなかった。この日の勝利をきっかけに、再びファンを驚かせる投球をみせてくれるに違いない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]