外国人インフルエンサー、下校中の小学生を無断撮影→投稿し物議 山形・米沢市が声明 対策を発表
山形・米沢市の公式X(旧ツイッター)が3日までに更新され、ネット上で物議を醸している同市の様子を投稿した動画について、声明を発表した。 【写真】小学生の無断撮影を受け危機感…山形・米沢市の声明 米沢藩・上杉氏の城下町として知られる、人口約7600万人の米沢市。穏やかな同市で11月30日、中国人インフルエンサーが下校中の小学生を無断で撮影し、SNSに投稿した。 インフルエンサーは、小学生が子供だけで下校している様子を「日本は安全だ」などと語っていたが、無断で撮影し、後を付けていることがネット上で物議。拡散されることで「犯罪に発展する可能性もある」として、抗議の声が上がっていた。 国民民主党山形県連幹事長・梅津庸成氏は今月2日に「中国人達は悪気がなくやっているのかもしれないが、外国人の入国増加で、知らぬ間に犯罪に巻き込まれてしまうかもしれないことを十分に念頭に置き、警戒を万全なものにしないといけない」として、県警と教育局に情報提供。その後、「昨日中に児童生徒の登下校安全確保に関する事務連絡が全県に発せられました」と報告した。 米沢市も市役所の公式Xを更新し、「パトロールを実施します」と声明を発表。「本市児童を撮影したと思われる動画が現在Xで拡散されております。本市では、警察・教育委員会・学校が協力しパトロールを実施します」と報告し「皆様が安全・安心に暮らせる街とすべく引き続き対応いたします。市民の皆様も、児童の登下校時の見守りをよろしくお願いいたします」と、地域の見守りを呼びかけた。 この投稿には「これは日本全国で警戒すべき事案です」「即座に対応する米沢市 素晴らしい」「素早く真摯な対応ありがとうございます。米沢市、山形県だけの危険性ではありませんので、行政の横つながりで、全国に警鐘を発していただきたくお願い申し上げます」「これ大問題です。日本中どこにでも起こり得ます」「良からぬ者が平和な町を不安にさせ、子ども達の安全が脅かされています。これは山形県だけではありません。子ども達を守りましょう」と、さまざまなコメントが寄せられた。