記念写真を断った麻生太郎氏は石破政権を「本気で支える気はない」田崎史郎氏が分析
政治評論家の田崎史郎氏が1日、TBS系「ひるおび!」で、自民党の麻生太郎氏が最高顧問を引き受けたものの、写真撮影を断り退席したことに、石破政権を「本気で支える気はない」と話した。 この日は石破総裁の人事について特集。最高顧問に麻生太郎氏を指名し、麻生氏はそれを受け入れたものの、最後の写真撮影には参加せず、退席。ネットでも話題となった。 恵俊彰は「(麻生氏は石破総裁のことを)嫌いだって話、聞いてますけど」と田崎氏にコメントを求めると、田崎氏は「最高顧問は受けましたけど、じゃあ政権にどの程度協力するかっていうと、麻生さんは茂木さんには、冷や飯食ったこと何度もある、うまい冷や飯の食い方を教えてやるよみたいな話はしている」といい、一方の石破総裁にはそんな話はしていないことから「(石破総裁を)本気で支える気はないんです。だから写真撮りましょうってなっても、でも俺は嫌だってでていっちゃう」と話した。 恵は、麻生氏が記念写真を断ったのは「すごいメッセージ」だというと、田崎氏は「麻生さんは最高顧問がどんなポストか知っている」「実権のない名誉職」だといい、だからこそ麻生氏は「こんなポスト意味ねえじゃんと。でも断るわけにもいかず…」と解説した。 ならばなぜ断らなかったのか。田崎氏は「断るとトゲが立つ。総理経験者として自民党を知っている方。ポストを断るっていうのは逆らうってことだから」と言い、恵も「石破さんに対するスタンスは変わらないけど、自民党のために…ということ」と納得だ。 ジャーナリストの大谷昭宏氏は「駄々っ子みたい」と笑ったが、恵は「らしいっちゃらしい」と笑っていた。