NHK紅白「地獄でなぜ悪い」から曲目変更の星野源 「ばらばら」熱唱も...表情は硬く、歌唱後のやりとりなく
「本物はあなた わたしは偽物」→「本物はあなた わたしも本物」
アコースティックギターを手にした星野さんは、歌い出しの前に数秒時間をおいてギターを鳴らし、「ばらばら」を歌い始めた。 この日は、アルバムでは「本物はあなた わたしは偽物」とされていた歌詞を「本物はあなた わたしも本物」と変更。テロップも同様に変更されていた。曲の終盤には、やや間を置きつつ、「みなさん。......良いお年を」と呼びかけた。 他のアーティストらの多くはパフォーマンスの終了後に司会の有吉弘行さんらとやりとりをするが、この日の星野さんは有吉さんが「最後、よかったね」とコメントしたのみだった。
直後のラジオ番組で「自分にとってはとても大事な曲」
SNSでは、星野さんの様子について違和感を覚えたとの投稿が。全体を通してやや硬い表情に見えたことなどから、星野さんの心情をおもんばかるコメントが寄せられたほか、「よかった」という声が多い。 「なんとなくなんだけど、星野源さんは、『みなさま、よいお年を』じゃないことを言いたくて、言おうとして、やっぱり言わなかったような気がする」 「冒頭から無表情だったけど何を思いながらばらばら歌ったんだろうな」 「テレビ越しでも 源さんの眼差しに なんともいえない感情が伝わり 圧倒されました」 星野さんに寄り添う意見が多い一方で、歌唱後に司会者とのやりとりもなく、終始やや硬い表情のままだったことなどから「あの態度はないだろ」とする声もある。 星野さんの公式Xは、「星野源が『第75回NHK紅白歌合戦』に出場しました! 皆さんご覧いただきありがとうございました。2025年までもう少し。良いお年をお過ごしください」と伝えた。 また、星野さんは1日深夜1時放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に出演し、紅白歌合戦で披露した「ばらばら」をオンエア。リスナーからのメッセージに感謝するとともに「自分にとってはとても大事な曲」などと自身の思いを伝えていた。