無保険の電動キックボード、酒気帯びで自損事故 容疑の男を書類送検
自賠責保険に加入せず、酒気を帯びた状態で電動キックボード型の原動機付き自転車に乗り、交通事故を起こしたとして、岩手県警北上署は北上市の無職男性(47)を道路交通法違反(酒気帯び運転)と自動車損害賠償保障法違反の疑いで花巻区検に書類送検し、20日発表した。 【写真】岩手県警本部=2024年6月19日午後6時33分、盛岡市、小幡淳一撮影 県内で立ち乗り式の原動機付き自転車に関する検挙は初めて。 同署によると男性は昨年10月17日午後2時半ごろ、同市口内町の国道107号で、酒気を帯びた状態にもかかわらず、自賠責保険に加入していない電動キックボード型の自転車を運転した疑いがある。 男性は風にあおられてバランスを崩し、縁石に衝突。現場に駆けつけた警察官が酒の臭いに気づき、飲酒検知を行うなどして捜査を進めていた。(小幡淳一)
朝日新聞社