【札幌2歳S】3番人気マジックサンズが無傷2連勝で重賞初V 佐々木「最後まで分からなかったので必死」
「札幌2歳S・G3」(31日、札幌) 3番人気のマジックサンズが、デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った。道中は中団でレースを進め、3角過ぎからスパート。4角で先頭に並び掛け、直線では馬場の真ん中から力強く伸びて、内から末脚を伸ばした6番人気アルマヴェローチェを鼻差で退けた。勝ち時計は1分50秒3(重)。 鞍上の佐々木は今年の函館2歳Sをサトノカルナバルで制して重賞初Vを達成しており、この勝利により北海道シリーズの2歳重賞で連勝を達成。「最後まで分からなかったので必死でした。抜け出すとフワッとしていたので、残りは耐えてくれという感じでした」とレースを振り返る。 来週からは秋競馬がスタート。今年はここまでJRAで51勝とキャリアハイのペースで白星を積み重ねる20歳は「一年の目標として70勝を掲げています。これからも頑張りたい」と、さらなる飛躍を誓った。 管理する須貝師は13年レッドリヴェール、15年アドマイヤエイカン、20年ソダシに続く同レース4勝目。2着はアルマヴェローチェで、3着には1番人気ファイアンクランツが入った。