9月11日に“シリーズ第6弾”が発売!絵本「パンどろぼう」が誕生したきっかけとは?
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は、ゲストに絵本作家、イラストレーターの柴田ケイコさんを迎え、絵本「パンどろぼう」が生まれたきっかけなどについて伺いました。
◆「パンどろぼう」が生まれたきっかけ
絵本作家として活躍する柴田さんが手がけた作品のなかで、大きな人気を博しているのが絵本「パンどろぼう」シリーズです。 はじめにれなちが、この作品が誕生したきっかけを伺うと、「もともと私は食べることが大好きで、食べ物の絵本をずっと描いていたんですけど、それを知ってくださっていた今の編集者の方から『パンで何か描けませんか?』というお話をいただいて。ちょうどそのとき、私の名刺にシロクマがパンをかぶって逃げているようなオリジナルのイラストを載せていまして、それを見た編集者の方が『すごく面白い!』と興味を持ってくださったんです。そのイラストが『パンどろぼう』というタイトルでした」と明かします。 また「パンどろぼう」シリーズは“読み聞かせ”もしやすい作品ですが、柴田さんの幼少期は親が忙しく、あまり読み聞かせをしてもらったことがなかったそう。ただ、柴田さんが子どもを授かった際は、「息子が赤ちゃんのときから、私がほぼ毎日読み聞かせをして、そのときに“絵本って面白いな”と思って」と振り返ります。 その後、“物語を作る”という部分で苦労しながらも絵本作家として見事に大成。「自分が作った本を子どもに読み聞かせしたときはすごくうれしかったですし、(子どもから)反応があったときは“絵本を描いて良かったな”ってすごく思いました。それに、意外なところでリアクションがあったり、『パンどろぼう』の1作目も(読み聞かせたら)思った以上に反響が大きくて“こんなにも笑ってもらえるんだ(笑)!”って感動しましたね」と話していました。