まだ100%フィットしているとは言えないが……

レアルに加入したムバッペ photo/Getty Images

1日に行われたラ・リーガ第15節のヘタフェ戦で1ゴールを挙げ、2-0の勝利に貢献したレアル・マドリードFWキリアン・ムバッペ。ゴールシーンは見事だったが、このゲームでは後半に何度かあった決定機を決められないシーンもあった。まだ100%の状態とは言えないのかもしれない。 ただ、ヘタフェ戦で1ゴール生まれたのはポジティブなことだ。ここ最近は批判を浴びる機会が多くなっているが、特別な才能を持つ選手なのは確かだ。 スペイン『El Desmarque』によると、ムバッペにレアル行きをオススメした選手の1人がスペイン人FWヘセ・ロドリゲスだ。ヘセはレアル、さらにはパリ・サンジェルマンにも在籍した経験があり、過去にムバッペとレアル行きについて話し合ったことがあるという。ヘセは当時の記憶として、クリスティアーノ・ロナウドと遜色ない才能をムバッペに感じたと振り返っている。 「彼とは何度か話したよ。マドリーがどんなクラブかを聞かれたから、世界最高のクラブと伝えたんだ。バロンドールを獲得したいなら、マドリーと契約すべきだとね。一緒にトレーニングした感覚としては、クリスティアーノとあまり違いがなかったね。2人ともトレーニングから常にゴールを決めていたから。2人とも異なる才能ではあるけど、ムバッペがスターになるだろうことは分かっていた」 クリスティアーノ・ロナウドはレアルのスーパーレジェンドであり、ムバッペも比較は避けられないだろう。ロナウドの領域に辿り着くのは簡単ではないが、レアルでゴール量産&タイトル獲得からバロンドールへ繋げられるのか。ムバッペ最大の野望がそこにあるのは間違いない。