<頂きへ!・センバツ2023大垣日大>組み合わせ抽選 初戦は強豪・沖縄尚学 開幕日「必勝」誓う /岐阜
10日にあった第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社・日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会で、大垣日大は開幕日の18日第3試合(午後3時半開始予定)で沖縄尚学(沖縄)と対戦することが決まった。昨秋の九州大会覇者で、センバツ優勝経験もある強豪との初戦が決まり、ナインは一層気を引き締めて練習に励んだ。【黒詰拓也】 阪口慶三監督は「沖縄勢は打線にパンチ力がある。失点を抑え、1、2点差の接戦で勝ちたい」と語り、投手陣の踏ん張りが鍵になると話す。日比野翔太主将(2年)は「相手は投打に力がある。冬に重点を置いて練習してきた守備でミスをせず、まず初戦に勝って勢いをつけたい」と意気込んだ。 ナインはこの日、神戸町にあるチームのグラウンドで午後2時ごろから練習を開始。阪口監督も大阪市の抽選会場からグラウンドに戻り、打撃練習やノックで守備の連係を確認するナインたちに声をかけていた。実戦形式のフリー打撃では、複数の選手が長打を放ち、状態の良さをうかがわせた。 エースの山田渓太(2年)は「どこが相手でも真っすぐで押す自分の投球をするだけ。トレーニングで調整して臨む」とし、打線の中軸を担う米津煌太(2年)は「沖縄勢の応援はすごいと聞いているが、強くて低い打球で相手投手を打ち崩したい」と力を込めた。