冷蔵庫、押入れ、玄関、あと1箇所は意外にも…大掃除、早めにやるのが正解な場所を家事のプロに聞いた
12月になると、そろそろ大掃除が気になります。年の瀬押し迫ると、なにかと慌ただしくなるもの。年末ギリギリに慌ててやっつけるのではなく、できるところから早めに取りかかっておくと、少し余裕をもって年越しができるはず。 【画像】冷蔵庫、押入れ、玄関、あと1箇所は意外にも…大掃除、早めにやるのが正解な場所を家事のプロに聞いた そこで今回は、早めの大掃除で取りかかりたい場所とその掃除方法について、暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんにお伺いしました。
ゴミがたくさん出やすい場所を優先的に!
時間に余裕をもって大掃除が始められるなら、ゴミがたくさん出そうな場所から始めましょう。例えば冷蔵庫の中や食品庫、クローゼットや押し入れ、玄関などは、掃除のタイミングでいらないものや使わないもの、サイズアウトしたものが見つかることが多く、ゴミが増えやすいところです。 年末年始はゴミ回収の回数が少なかったり、粗大ごみの回収依頼に時間がかかったりすることも。ゴミを抱えたまま年を越さずにすむように、まずは捨てるものが潜んでいそうな場所から取りかかるのがおすすめです。 早めの大掃除をするなら「ここから始めてほしい!」という場所を順番にご紹介します。
その1:冷蔵庫・食品庫
賞味期限切れのものやいつ買ったかわからない食材や調味料が出てくるのが冷蔵庫や食品庫。食べ物のカスや汁などで汚れやすい場所でもあるので、早めに大掃除に取りかかっておくのが吉です。 庫内の食品を全部取り出して、期限を確認。期限前でも、もう食べないものやいつ開封したかわからないもの、使わない調味料なども処分しましょう。調味料は液体のもの、びんや缶などに入ったものも多く、分別が欠かせません。液体は排水口に流さず、古布や紙にしみこませて、牛乳パックやビニール袋に包んで、可燃ごみとして捨ててください。 びんや缶は洗ってから資源として出しますが、汚れやにおいが落ちないものは不燃ごみになります。必ずお住まいの地域の分別ルールに従って出すようにしてください。 冷蔵庫や食品庫の外せるパーツはすべて外して、きれいに洗ってから戻します。また外せない場所はアルコール除菌スプレーを使って拭き掃除をすると、汚れを落とせるだけでなく、除菌や消臭にも。食材や調味料を戻すときには、早めに食べきりたいものを手前に入れます。次は処分するものが少なくなるように工夫しましょう。