1人暮らしの息子が毎日「パックご飯」を食べているようです。炊飯器で炊いたほうが経済的だと思うのですが、1人暮らしならそうでもないのですか…?
一人暮らしでのご飯の準備に関して、炊飯器で米を炊くのが本当に経済的なのか、それともパックご飯のほうが便利でコストも抑えられるのか、悩む人は多いでしょう。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証 本記事では、パックご飯と炊飯器で炊くご飯のコストを比較し、一人暮らしに最適な選択を探っていきます。家計を少しでも節約したい人、または時間を有効に使いたい人にとって、どちらの方法がより適しているのかを見ていきましょう。 節約をしながらおいしいご飯を楽しむためのコツも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
【パックご飯 VS 炊飯器】ご飯のコストを比較
最初にパックご飯と炊飯器で炊いたご飯、それぞれのコストを詳しく比較してみましょう。どちらの方法が節約につながるのか、数値を基に検証していきます。 1.パックご飯のコスト パックご飯は、一人暮らしの人にとって非常に便利な選択肢です。例えば、一般的なパックご飯の価格は、1食あたり約125円で購入できます。これに、電子レンジで温める際の電気代を加えると、1食あたりの総コストは約125.3円になります。 パックご飯の大きな魅力は、時間と手間を大幅に節約できる点です。特に忙しい日常を送る人にとっては、わずか数分で準備できるこの手軽さは非常にありがたいものでしょう。しかし、便利さには当然コストが伴います。次に紹介する炊飯器で炊いたご飯と比べると、1食あたりの価格は少し割高になります。 2.炊飯器で炊くご飯のコスト 炊飯器を使ってご飯を炊く場合のコストはどうでしょうか? まず、米の価格を考慮に入れると、5キログラムで約2000円と仮定します。1食分の米は約0.5合(75グラム)で、これは約30円に相当します。 また、1回の炊飯にかかる電気代は約5円程度です。これらを合計すると、炊飯器でご飯を炊く場合の1食あたりのコストは約35円となります。これらの結果から、炊飯器で炊くご飯のコストは、パックご飯よりも90円ほど安く済むことが分かります。 例えば、1日1食はご飯を食べると仮定した場合、年間で見れば炊飯器でご飯を炊くことで90円×365日の約3万2850円の節約が可能です。炊飯器を新たに購入すると仮定しても、じゅうぶんにお釣りがくる金額です。