チーム4点目のゴールを決めて喜ぶマンチェスター・シティーのハーランド（AP）

＜UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）：マンチェスターC5－0スパルタ・プラハ＞◇23日（日本時間24日）◇1次リーグ第3節◇マンチェスター 【写真】“かかと落とし”ボレーでゴールを決めるハーランド 　マンチェスター・シティー（イングランド）の怪物FWアーリング・ハーランド（24）が、ホームのスパルタ・プラハ（チェコ）戦で2ゴールを挙げ、42試合の出場で通算得点数を44に伸ばした。ディディエ・ドログバ（チェルシー）に並び、歴代17位に浮上した。 　ハーランドは1－0のリードで迎えた後半13分、右サイドをゴールライン際までえぐったMFサビオからのクロスボールに対し、ジャンピングボレー。しかもゴールを背にし、左足をかかと落としのように振るアクロバチックなシュートに挑み、しかもアウトサイドでたたき込んだ。 　さらに3－0で迎えた後半23分にも、カウンターからMFヌネスのパスをゴール前で受けると、右足でDF2人の間を冷静に抜くシュートを決めた。 　得意の左足シュートで先制点を決めマンオブザマッチに輝いたフォーデンは、ハーランドのアクロバチックなシュートについて「練習でもそんなに見たことがないけど、ドルトムント戦でも同じようなゴールを決めた。彼には他の選手ができないようなゴールがあるんだ。彼はいつも我慢強く、そしてチャンスが来ることを信じている。それが2点につながったし、すべての時間を通して自分も仕事をこなした」とコメントした。 　ハーランドは40得点に最速の35試合で到達しており、ファンニステルローイの45試合、メッシの61試合などを大きく上回るペースで得点を重ねている。141ゴールで大会最多スコアラーのC・ロナウドにしても40得点は82試合での到達だった。