目の衰えを感じたらすぐにやるべき動体視力対策3選
「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。 子どもには、これから必要とされる「考える力」や勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう! ● 40代から始める!衰えに負けない目を作る 運動をしていて、「判断が遅れてしまった」「周りの状況が見えていなかった」、そんなことを感じた経験がありますか。 日常生活で、車の運転中、車の流れや信号の変化への対応が遅くなったと感じることはありますか。もしくは、「散歩中に自転車や人とぶつかりそうになった」「パソコンやスマホを見ていてピントが合わないと感じた」ことは……? これ、「動体視力」が大きく関与しています。 動体視力とは、動くものを識別する能力。私たちは、目で見た情報を、脳で判断し、その判断によって筋肉に指示を出します。そのため、どれだけすばやく正確に、視覚情報から入手できるかで、パフォーマンスが大きく変わるのです。 動体視力は、加齢とともに衰えていき、40代から急激に衰えると言われています。70歳以上の方の運転免許更新の際に義務付けられる高齢者講習では、運転適性検査の一つとして「動体視力検査」が実施されているほどです。「動体視力」はそれほど大切な力なのです。通常の視力は鍛えることはできませんが、「動体視力」は眼筋の問題なので、いつからでも鍛えることができる力です。衰え始める40代から、動体視力を鍛えていきましょう。 日常で取り組むことができる、動体視力を鍛えるトレーニングをお伝えします。 ● 1.電車から、駅名や看板の文字を読む 電車に乗ったとき、車窓から看板が目に入ることがあると思います。看板に何が書いてあるのか、読み取ってみましょう。首を動かさないようにすることがポイントです。目の動きだけで読み取れるよう意識してみましょう。誰かの車に乗せてもらうときは、車の中からも取り組んでみましょう。目が疲れすぎないように、1回数分から取り組んでみましょう。 ● 2.指で円を描くトレーニング 自分の指を伸ばし、顔の前でゆっくり大きな円を描きましょう。それを目で追いかけるだけ。これも首は動かさずに、目の動きだけで自分の指を追いかけましょう。慣れてくると、指と顔の距離をどんどん離して、描く円を大きくしていくといいですね。 ● 3.落としたペンをキャッチする 手に持ったペンを不意に落とし、それを落ちる途中でキャッチする遊びです。誰しも、子どものときにやったことがありますよね。単純ですが、反応速度と動体視力の強化に繋がります。 どれも手軽に始められるものかと思いますが、継続することが一番重要です。眼筋のトレーニングなので、身体の筋トレと同じ。週1回30分取り組むよりも、毎日数分で構わないので、長く継続することが動体視力アップの秘訣です。 動体視力を鍛えるのにもう一つオススメしたいのが、『1分間瞬読ドリル』です。バラバラに不規則に並んだ文字を、1問1秒で見て、正しい言葉に並び替える問題は、自宅にいながら、電車から看板の文字を読み取るトレーニングが行えます。 「山で高日本一番いは?」→「日本で一番高い山は?」→「富士山」というような、クイズの問題文がバラバラに並んでいるような問題もあり、瞬発力はもちろん、判断力や思考力まで鍛えることができて、一石二鳥。1分から始めることができるので、気軽に、そしてゲーム感覚で楽しみながら、動体視力を鍛えることができます。 *本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。
山中恵美子