「年間所得が1000万円超」の割合は何パーセント?共働き世帯の割合や高年収世帯の貯蓄事情もチェック
おわりに
所得1000万円を超える世帯は、現在は上位層とされる分類ですが決して珍しい訳ではありません。共働き世帯の増加などにより、今後もこの割合は緩やかに増えていく可能性があります。 しかし、たとえ世帯年収が1000万を超えていたとしても、生活スタイルや支出管理、将来への備えなど、世帯ごとの生活設計により貯蓄額には大きな差が発生します。 単に世帯収入を高くすることだけを目標とせず、自身の支出や将来に必要なだけの収入と貯蓄が得られるような、バランスの取れた資産形成や生活設計が重要です。 ファイナンシャルプランナーなど専門家の手も借りることを検討しながら、自身の収入を適切に把握して、ライフプランに合った資産形成をしていくことで、より実りある生活を目指しましょう。
参考資料
・内閣府「国民生活に関する世論調査(令和5年11月調査)」 ・厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」 ・総務省統計局「2023年 家計調査報告(家計収支編)」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年以降)」の調査データ ・国税庁「令和5年 民間給与実態統計調査結果」
斎藤 彩菜