オードブルにもおすすめ! 見栄えよく、子どもも食べやすい「創作おせち」レシピ
年初めに家族で囲むおせち。手作りする方はそろそろおせち料理のラインナップを考えたり、材料を調達し始めたりする頃でしょうか。おせち料理の中には作るのに時間がかかったり、特別な材料や技術が必要だったりするものもありますが、お子さんがいるご家庭だと、せっかく作ったのに食べてくれないということもありませんか? 【連続写真で見る】おせちやホムパにおすすめの一品「海老のタルチー焼き」の作り方 そこで今回は、3人のお子さん(小6、小3、保育園児)を持つ、おうち料理研究家・料理ブロガーちゃんちーさん(Instagram@chan.chan_chii)に、子どもも大人も喜ぶおせち料理のアレンジレシピを教えてもらいました。ぜひ参考にしてみてください。
アレンジしながら親子でおせちを楽しむ
気づけばあっという間に12月も残りわずか。年末が迫っている慌ただしさとともにスーパーにも年末年始らしい食材が並び始めましたね。年末年始といえば、カニ鍋やすき焼き、お寿司やおせちなどの豪華料理が食卓に並ぶことが多いと思います。 その中のおせちはお正月に欠かせませんが、私は料理研究家として活動している中で、“theおせち!”という定番のおせち料理を実は作ったことがありません(笑)。 というのも、張り切っておせちを作っても我が家の3人の子どもたちが好んで食べるものは決まっていて、伊達巻き、栗きんとん、数の子くらいしか食べてくれず……。あとは最近のおせち料理でよく見かける、焼豚やローストビーフなんかはやはり人気なので、そういったものがメインになってしまいます。一方、大人は子どもたちが食べない残りものを食べるような感じになったり……。 ということで、家族が好きなものを作る「創作おせち料理」が我が家では定番化してきました。でも、おせちって彩りが良くて華やかでワクワクするので、実家に行くと定番のおせちもちゃっかり楽しんだりしています。 子どもたちには、食べなくとも(笑)お正月にみんなで囲んで食べるおせち料理の意味やその雰囲気、日本の伝統文化であることを徐々に伝えてきているので、子どもが小さいうちはアレンジしながらおせちを楽しんでいきたいなと思います。 先述したように、子どもたちが食べるおせちのメニューは決まっているのですが、同じ食材でも少しアレンジをするだけで食いつきが全然違います。それを我が家では「創作おせち」と呼んでいます。 おせちの定番のひとつ、海老のうま煮。私は大好きですが、殻を剥くのが面倒なのか子どもたちはほぼ食べません。なので、海老を使った創作おせちを出したところ人気メニューに。そこで今回は、見栄えもよく、オードブルやおせちにもぴったりな一風変わった海老の一品をご紹介したいと思います。 有頭海老を使えばとっても豪華に仕上がりますが、無頭でもブラックタイガーなどの大きめの海老があればできます。海老自体に旨みが多いので、下味をつけなくても簡単に作ることができ、食べるときも殻をむく必要がないので食べやすいです(作るときに殻は剥かないといけませんけどね・笑)。普段の食事にもおすすめなので、ぜひ挑戦してみてください。