盲導犬の代わりに誘導「AIスーツケース」披露
日テレNEWS NNN
3日、政府の総合科学技術・イノベーション会議で盲導犬や白杖の代わりに視覚障がいのある人を目的地まで自動で誘導するスーツケース型のロボット「AIスーツケース」が披露されました。 「AIスーツケース」は視覚に障がいのある人を人や障害物を避けながら目的地まで自動で誘導するスーツケース型のロボットで、来年に開催される大阪・関西万博で屋内外での実証が予定されています。 利用者は専用アプリが入ったスマートフォンを使い、画面タッチや声で目的地を設定。ハンドルを握ると誘導が始まり、振動で進む方向を知ることができるということです。 AIスーツケースを開発 日本科学未来館 浅川智恵子館長「可能な限り触覚を通して周囲の状況を伝えるように」 開発を進めてきた日本科学未来館の浅川館長は「将来、空港や病院などでの実用化を目指したい」としています。