宇宙から「感謝祭おめでとう」--国際宇宙ステーションで七面鳥のディナー

米国時間11月27日に国際宇宙ステーション（ISS）で感謝祭（サンクスギビングデー）を前に七面鳥のディナーでお祝いする動画が公開された（アメリカの感謝祭は11月第4木曜日、今年は11月28日）。 　現在ISSに滞在している、米航空宇宙局（NASA）の宇宙飛行士はNick Hague氏、Don Pettit氏、Suni Williams氏、Butch Wilmore氏の4人。「ここにいる我々クルーは、地球にいる友人や家族、私たちを支えてくれる全ての人たちに感謝祭のお祝いを伝えたい」とWilliams氏は述べている。 　次にHague氏は、感謝祭のために用意されたディナーの袋を披露。「芽キャベツ、バターナッツスクワッシュ、リンゴとスパイス、スモークした七面鳥」と、その中身を紹介。4人の宇宙飛行士は「感謝祭おめでとう」と動画を締め括った。 　現在の第72次長期滞在クルーを指揮するWilliams氏とフライトエンジニアのWilmore氏は、米Boeing（ボーイング）の「Starliner」（スターライナー）宇宙船で6月6日にISSに到着。当初の予定では1週間の滞在を予定していたが、Starlinerのスラスターに問題が発生したため、2025年2月にSpace Exploration Technologies（SpaceX、スペースX）の「Crew Dragon」（クルードラゴン）宇宙船での帰還を予定している。