【栃木県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 川の流れを模したカラフルな芝ざくら
◆虚空蔵尊のシダレザクラ
あまり知られていないが、世界遺産「日光の社寺」周辺には樹齢200年を超える桜の名木が多数点在している。 なかでも虚空蔵尊の境内に咲く樹齢約350年のシダレザクラは、なんと高さ約18メートル、幹の太さ約3メートル。大きく枝分かれした幹に薄ピンクの花が咲き誇る様は大迫力で、見応え充分。 桜の開花時期に合わせて、毎年「日光桜回遊(桜巡りイベント)」が開催される。 日光桜回遊 開催期間:2024年3月23日(土)~4月下旬 ※終了時期は開花状況により変動 虚空蔵尊のシダレザクラ(こくぞうそんのシダレザクラ) 所在地 栃木県日光市稲荷町1-67
◆思川桜
小山市の小山修道院の庭先で発見された「思川桜」は、小山市原産の桜の品種。ソメイヨシノが咲き始めて、1週間後くらいに開花する。 4月上旬~中旬の見ごろを迎えると約80本の思川桜が見事なトンネルを形作り、頭上にいっぱいに広がる鮮やかなピンクの世界を堪能できる。 思川桜(おもいがわざくら) 所在地 栃木県小山市大行寺
◆小宅古墳群の菜の花と桜
亀岡八幡宮の隣にある小宅古墳群。35基の古墳からなり、そのうち18基が栃木県指定の文化財として指定されている。 地元の方々が2014年から整備をはじめ、現在は約5ヘクタールの敷地に菜の花畑が広がり、約20種類の桜が200本ほど植えられている。 春になるとこんもりとした古墳を菜の花と桜が覆い、黄色とピンク色の花々が作る鮮やかなコントラストを楽しめる。 小宅古墳群の菜の花と桜(おやけこふんぐんのなのはなとさくら) 所在地 栃木県芳賀郡益子町小宅
◆板室温泉こいのぼり遊泳
毎年4月上旬から5月中旬ごろまで、板室温泉街の中心を流れる清流、那珂川の上空を約100匹のこいのぼりが優雅に泳ぐ「板室温泉こいのぼり遊泳」は、板室温泉の春の風物詩。 灯りに照らされた夜のこいのぼりも漆黒の空に映え、幻想的な光景に出会える。 板室温泉こいのぼり遊泳(いたむろおんせんこいのぼりゆうえい) 所在地 栃木県那須塩原市板室 ※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。 ※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
佐藤由樹