メイク崩れを防ぐ正しい【朝のスキンケアステップ】をプロが指南!
メイクのことまで考えてスキンケアをしているのに「ノリ」も「モチ」もいまいちなのは何かがまちがっている証拠。崩れないメイクの達人、長井先生に正しいステップを教えてもらいました! 〈画像で見る〉朝ケアに使いたい「プロおすすめスキンケア」
長井流・朝スキンケア 全プロセス!
崩れない&美しいベースメイクの土台をつくる 水分が足りていなかったり、油分の膜が張れていないところから崩れてくるので、スキンケアは顔全体にまんべんなくなじませるのが鉄則。一呼吸おいてズルッとせずなじんだのを確かめてから次のステップへ。肌の状態を見て、触れて、確認しながら、理想の“もちペト”肌を目指すべし!
◆ブースターでめぐりUP!&貯水タンクをつくる
NAGAI'S ADVICE いきなり化粧水を入れ込もうとしても肌が硬くて入りにくかったり、乾燥していて何度もおかわりが必要だったり。そこでまずはブースターから。肌を和らげて潤いの通り道を確保することで化粧水の浸透をアップ。すみずみまで行き渡らせて溜め込みやすい肌に。
◆化粧水を細部までジャブジャブ入れ込む
NAGAI'S ADVICE 手のひらにたっぷりとって、顔を洗うようにジャブジャブ全体に行き渡らせ、頬など広い面はハンドプレス。さらに目を大きく見開いて目のキワにつけたり、ホーッの口をしてほうれい線になじませたりと、変顔しながらのばしてシワの溝の間や細部まで入れ込んで。 両手で押さえ込むように
変顔しながら小鼻や目のキワまで
◆美容液で内側からツヤをUP
NAGAI'S ADVICE 化粧水で与えた潤いをさらに高め、みずみずしいツヤを引き出すのが美容液。スキンケア観点だと肌悩み別で選びがちですが、メイクを考えると保湿力があり、サラサラでもベトベトでもないプレーンなテクスチャーのものが正解! 化粧水同様、細部までなじませます。
◆油分でギュギュッとフタ&UVケアまで
NAGAI'S ADVICE 乳液かクリームを手のひらに広げてからなじませ、こちらも変顔しながら細部まで行き渡らせて密封。肌状態やその日の予定によりますが、UVを兼ねた乳液やクリームを選べば工程がひとつで済むので、タイパ的にも崩れ予防的にもオススメです。
最後に“もちペト“チェックを!
何もついていない手の甲で肌に触れ、もっちり弾力があり、ペトッと吸いついてくればOK。“もちペト”感が足りなければクリームや日焼け止めを重ね、ヌルつきやベタつきがあるなら時間を少しおくかティッシュオフして、必ず“もちペト”にすること! 撮影/榊原裕一(人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/長井かおり(MAKEUPBOX) スタイリング/滝沢真奈 モデル/新野尾七奈 取材・文/楢﨑裕美 Edited by 佐藤 水梨
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