【陸上】多田修平が日本選手権欠場を表明 ふくらはぎの故障完治せずパリ五輪を断念
男子短距離の多田修平(住友電工)が6月22日、自身のSNSを更新し、故障が完治しないことから、パリ五輪代表選考会となる日本選手権を欠場することを明らかにした。2021年の東京に続く2大会連続の五輪代表を断念することになる。 パリ五輪断念を表明した多田修平のSNS 多田はこの日午前、大阪選手権100m予選に出場。1着通過したもののタイムは10秒60(+0.9)にとどまった。その後、自身のX(エックス)で、「脹脛(ふくらはぎ)がまだ完治しておらず、日本選手権を欠場することになりました」と綴った。 さらに、「オリンピックをあきらめるかたちになりましたが、また来年の東京世界陸上を目指して頑張ります」とし、来年9月の東京世界選手権出場を目標にすることも明らかにした。 あさって24日で28歳を迎える多田。今季は3月の世界室内選手権60mでは予選で6秒52の日本新をマークすると、準決勝を通過して決勝では7位入賞を果たした。しかし、4月下旬の織田記念100m予選で右ふくらはぎを肉離れして、途中棄権。大阪選手権は約2ヵ月ぶりのレースだった。
月陸編集部