The Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK宮崎プロ・WSLプロジュニア Presented by RASHを制したのは
9月11日から9月14日まで宮崎県木崎浜海岸でWorld Surf League The Open Surfing Miyazaki Series QS3000 IBK宮崎プロ・WSLプロジュニア Presented by RASが開催された。 先日、静岡県御前崎市ロングビーチで行われたWhitebuffaloで優勝した松岡亜音、オリンピアの稲葉玲王、松田詩野、都筑有夢路などトップの選手も多く出場し熱い戦いを繰り広げた。 初日は腰から腹くらいのサイズとなった木崎浜海岸だが、台風の影響から徐々に波が上がり、最終日は頭オーバーのサイズとなり風が吹き海面が乱れるハードなコンディションとなった。 1日の中でもコンディションの変化に対応しなくてはならないサーフィンのコンテストだが、今大会は大会期間中の波の変化も大きく、波のサイズアップによりサーフボードを期間中に変更して試合を挑む選手も多く見られた。
台風の影響によりサイズアップした最終日
サイズアップしたことにより、初日から3日目まで行っていた岸よりのブレイクから沖のブレイクでの戦いとなった最終日。 試合時間は20分で行われていたが準決勝は25分、決勝は30分に伸び、ヒート前の沖へ向かう時間が通常の波のコンディションであれば3分のところが10分前ゲットとなった。 沖へ向かうのも3~5分タイミングが合わなければそれ以上時間がかかるハードなコンディションのため、沖へ向かう時間を考えると試合中に波の選びをミスすることは出来るだけ避けたい波のコンディションとなった。 サーフボードも軽い素材のEPSからPUに変えて試合を挑む選手が多く、自身の体の調整以外にも自分の武器となるサーフボードの調整も入念にし挑んでいた。
ウィメンズプロジュニアの優勝は松岡亜音
ウィメンズプロジュニアの決勝は松岡亜音、松野杏利、中塩佳那、池田未来の4名での戦いとなった。 初めに動き出したのは松岡亜音。1本目5.25ポイント、2本目に5ポイントと序盤に2本しっかり揃える。松野杏利、池田未来は攻めるもスコアが伸びず。中塩佳那は試合の半分以上を波を見極める時間に使ったが、狙っていた波が来ずタイムアウト。 ハードなコンディションの中、しっかりと序盤にスコアを固めた松岡亜音が見事優勝を果たした。