【高校サッカー】青森山田撃破の高川学園〝トルメンタ〟が中国で話題「古典的陣法」「日本サッカー独特の研究開発精神」
サッカーの全国高校選手権第3日(31日)、各地で2回戦が行われ、前回王者の青森山田が高川学園(山口)に1―2で敗れる波乱が起きた。 0―0で迎えた後半7分、高川学園はCKを獲得。ここで相手ゴール前で4選手が手をつなぎくるくると回る「トルメンタ」が出現。青森山田守備陣を翻ろうし、見事に先制点を決めた。その後1点を追加し、得点を許すも勝ち切った。 ネット上は「青森山田が10年ぶりに初戦敗退とか衝撃的すぎた」「青森山田もトルメンタの餌食に」と驚きの声が続々。中国でも秘技は注目を集め、中国メディア「網易」は「日本でまた古典陣法が出現した。コーナーキックを蹴る前に手をつないでくるくると回るというユニークな運動で、多くの観客の注目を集め、試合を大いに盛り上げた」と報道。 また、同メディア「捜狐」は「高川学園の独創的な場面は、厳しいトレーニングと柔軟性がうまく融合したものだ。実はこれには、日本サッカー独特の研究開発精神や、長所と短所のバランスを見極める知恵が反映されている」と伝えた。 今後も注目を集めそうだ。
東スポWEB