唯一無二!「オオサンショウウオ」90匹で作る、京都水族館の「名物ツリー」今年も登場
「オオサンショウウオぬいぐるみ」で作りあげる唯一無二のクリスマスツリーが、11月19日から「京都水族館」(京都市下京区)で展示スタート。毎年、個性的なビジュアルで見る者をざわつかせる同館のツリー、今年のテーマは? 【写真】今年の「マフラー付きぬいぐるみ」は真っ白! 「京都の鴨川に生息するオオサンショウウオをもっと身近に感じてもらいたい」との想いから、2013年より毎年異なるテーマで制作されている同ツリー。同館で販売中のオオサンショウウオぬいぐるみが所狭しと積み上げられた様子は、SNSで「さすがに面白い」「妖怪!?」「絶妙に気持ち悪いけどかわいい」「狂気を感じる」などと注目を集め、今や同館の冬の名物となっている。 2024年のテーマは「ふわっと、きらっと」。大小さまざまなオオサンショウウオぬいぐるみ約90個を組み合わせ、高さ約2mのツリーが制作された。柔らかい手触りが人気のぬいぐるみ「ひざオオサンショウウオ」を一部使用することで、例年よりもふわっとした印象に仕上がったという。 能登半島地震や水害などの自然災害に見舞われ、不安な気持ちを抱える1年となった2024年。いきものたちに癒やされ、明るい気持ちで締めくくってほしいとの想いから、今回のツリーには「京都水族館」のいきものたちをモチーフにしたオーナメントを装飾。 2歳になったハンドウイルカの「ツムギ」や、初めての換羽を終えたケープペンギンの「さい」「れい」「みぶ」のほか、ツリーの最上部には、2頭のオオサンショウウオが施される。 また、毎年異なるデザインの「マフラー付きオオサンショウウオぬいぐるみ」(2万1500円)は、体が真っ白で赤色のマフラーを巻いたクリスマスにぴったりのビジュアル。ツリーの展示(11月19日~12月25日)とグッズ販売は1階ミュージアムショップにて。