大阪ダブル選 当選の維新・松井氏、吉村氏が会見(全文8)
市政はどこから手をつけていくつもりか
朝日新聞:朝日新聞のフジタです。選挙戦、どうもお疲れさまでした。吉村さんにお伺いしたいんですけれども、街頭演説で最後のほうに橋下市長を乗り越えていくということを繰り返しおっしゃってましたけれども、都構想であったり、統合案件だったり、いろいろ課題はあると思うんですが、まずはどういったところから手を付けていきたいというふうにお考えでしょうか。 吉村:いや、もう、これはもうそれは、スタートダッシュに近いという、特に優先順位というわけではないんですけれども、それはできなかったところ、止まってるところっていうのは引き続き、継承しているわけですから、進めていきたいと思います。 朝日新聞:具体的にどういうところからっていうのは、これから考えていくということですか。 吉村:いや、もうこれ、市政というのは常に動いてますから、例えばその給食の話であれば給食で並行してやらなきゃいけないですし、都構想を修正する議論っていうのも当然並行してやっていかないといけないですから。ただ議会の同意がいるような事項については、議会の皆さんとの意見というか、そういったタイミングというのはちゃんと考えてやりますけれども、できるところから取り組んでいきます。 朝日新聞:それから出馬会見のときに、これから対話の協調路線でやっていくと。粘り強い合意形成をやっていくということもおっしゃっていましたけども、これは具体的にはどういうようなことをされていくとお考えでしょうか。 吉村:これはもう議会との、当然交渉というのは、いろんなやり方があります。もうあらゆる手法を尽くして議会との交渉をやって、こちらも修正しなきゃいけないところは修正しないといけないところが出てくると思うんですけれども、それでも一歩二歩をつくっていくというやり方でやっていきます。この正解というのは、これはないんですよ。やはり議会の同意を得ていくというのは簡単な作業ではないですから、それは粘り強くやっていく、それはもう議会に僕もいてましたんで、ですので、それは正解はない、いろんなやり方を使いながらやっていきたいと思います。 朝日新聞:ありがとうございます。 司会:続きまして、一番後ろの方。