日本ハム・水野達稀選手

◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム6xー5ロッテ（12日、エスコンフィールドHOKKAIDO） 【画像】ソフトバンクとの試合に挑んだ日本ハムの選手たち 「これが今年のファイターズです！」 9回に劇的サヨナラタイムリーヒットを放った水野達稀選手が歓喜にわく本拠地で叫びました。 3・4月の月間MVPに輝いた先発の伊藤大海投手は、ロッテの岡大海選手に2本のホームランを浴びるなど6回4失点。リリーフ陣も9回に押し出しで追加点を許すなど、劣勢に立たされました。 それでも2点ビハインドで迎えた9回は、マルティネス選手のタイムリースリーベースで1点差に詰め寄ると、つないでつないで満塁のチャンス。1アウトからこの日、34歳の誕生日を迎えた伏見寅威選手が代打で登場。 「野手のみんなが作ってくれたチャンスだったので、なんとしてもことを起こそうと思って」 伏見選手は外角低めのストレートを片手でレフト前へ運び、同点タイムリー。お立ち台では「夢中になっていたので、記憶がないです！すみません！」と振り返り、ベンチではもみくちゃにされました。 さらに続く水野選手がライト前へのサヨナラタイムリー。お立ち台では「興奮しすぎて、バットに当たってからの記憶がないです」と振り返ります。 9回に2点差をはね返す勝利に、「簡単に負けないというか、負けた試合も何かしら、ことは起こしているので、今日みたいに勝ちきれるゲームをどんどん増やして終盤に強いファイターズで、これからも勝てるように頑張ります」と力を込めました。 これで3連勝で貯金を5とした日本ハム。14日から本拠地で西武を迎え入れます。