話題店続々! カレーおじさんが新たに開拓した、名古屋のカレー新店2軒
ちなみにこの八丁味噌コルマはデリーの取締役が名古屋店のためにレシピ開発したそうで、当初はもっと辛い仕上がりだったのが、多くの方に食べてもらうために辛さを抑えた現在の形に着地したとのこと。名古屋ならではの味に大満足でした。そして今後各地にデリーが広がり、その土地らしさのある限定メニューが増えていったら楽しいだろうなという夢も広がります。卓上には定番の玉ねぎアチャールときゅうりのピクルス。すべてのせて一気にかきこめば、それは至福の時間。ドリンクにもサラダにも手抜きがなく、流石のクオリティでした。
場所が栄めし小路の中の少々奥まった場所にあり、わかりにくいこともあってか、時間によっては並ばずに食べられる穴場デリーです。
デリー プラナーリ 名古屋
住所: 愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル B1F TEL: 052-684-7804
「カレーと民藝と酒 TeTe」
続いてご紹介するのは千種区高見にて4月3日にオープンした「カレーと民藝と酒 TeTe」。こちらはビルの屋上で間借りカレー店として営業していたお店が好評となり、同じビルの3階に独立店舗としてオープンした形。4階の「カサブランカ」と姉妹店のため、店舗の一部はギャラリーやイベントスペースとして3階と4階と合わせて展開しているそうです。
民藝とは手仕事によって生み出された日常づかいの雑器。インドの食器をはじめ、世界各国の雑貨が購入できるのも楽しいです。
店名に酒も入るのでまずは「ラムチャイ」600円を注文し「茄子のアチャール」300円をアテに。ラムチャイはラムと紅茶とスパイスの香りの三位一体。心落ち着くような甘みで身体の芯から温まります。
茄子のアチャールも程よい酸味とスパイス感。
メインは「2種プレート」1,300円。この日のカレーはレモンチキンとチャナマサラ。レモンチキンは爽やかで軽やかなテイストが印象的。チャナマサラは基本的に北インド料理で濃厚なテイストなのですが、こちらのチャナマサラは実にさっぱりとしていて南インドを感じました。聞いてみるとシェフは南インド料理の名店「エリックサウス」の名古屋店に長年勤めていたそうで納得。ご自身も全国的にカレーの食べ歩きをしているそうで、だからこそのオリジナリティも感じるおいしさに仕上がっていました。