フルタ製菓「セコイヤチョコレート」刷新 アーモンド25%増量
フルタ製菓は「セコイヤチョコレート」を刷新して9月9日から「セコイヤチョコレートミルク」と「セコイヤチョコレートホワイト」を発売している。 同商品は、世界有数の大木の名称「セコイヤ」から着想を得て開発されたもので、セコイヤの厚い樹脂模様をイメージしてチョコの表面には凸凹が施されている。 1976年の発売開始以来、フレーバー変更などのリニューアルは数回実施された中、2023年、中身まで踏み込んでフルリニューアルされた。 チョコに焙煎されたアーモンドとパフを使用した中身に変更して、食感を軽くしたのが大きな変更点で、今回、アーモンドを前身商品に比べ25%増量したことで、一層ザクザク食感が楽しめるように磨きをかけた。 パッケージは昨年刷新したシンプルでわかりやすい高級感のあるデザインを踏襲。 知名度の高い「セコイヤチョコレート」の売上を拡大して名実ともに看板商品にしていくのがフルタ製菓の大きな課題。 今後の取り組みについて、取材に応じた乾重一営業本部顧問は「『セコイヤチョコレート』が育成できれば企業体力が一層強化される。大・小のサイズ展開や新フレーバーの展開をこれまで以上に考えていかなければいけない」と意欲をのぞかせる。