ファミマ首位の大阪も次世代コンビニ拡大 アバターで接客、無人店でレジなし決済
町中のコンビニは人口減少の影響を受け、今後ますます減っていくだろう。
ただ、コンビニは「変化対応業」。これまでも時代や社会の変化に対応し続けてきた。各社は、今見えている人口減少や人手不足といった問題にも対応し始めている。
たとえば、コンビニとスーパーの要素を融合させた生鮮コーナーの設置は、日常でスーパーを使っている消費者を取り込み、人口減少の中でも客層を拡大しようという戦略だ。
店内に電子看板を置く取り組みは、自社で販売している商品以外の広告も行うことで、広告収益という新たな軸の利益を作ることを狙っているのだろう。人工知能(AI)を活用する目的は、人手不足を補うことに加え、発注や物流などを効率化することにある。
今やコンビニは老若男女すべてが使う生活インフラとして、なくてはならない存在となった。今後も想定しないさまざまな事態が起きる可能性があるが、これに対応し日本人に寄り添っていくことが、コンビニは求められる。