台湾・香港にも広がる南信州の特産品 市田柿の出荷始まる【長野】
南信州の特産品「市田柿」の出荷が豊丘村で始まりました。 豊丘村にあるJAみなみ信州の集荷所で、箱につめられた市田柿を職員が検品していきます。 市田柿は渋柿を干した南信州の特産品で、上品な甘さともっちりとした食感が特徴です。 白い粉は、糖分が乾燥して結晶化したもので、良質な干し柿の証です。 今年は、夏以降も温暖な気候が続いたため、生育が良く例年より大きく育ちました。 ■JAみなみ信州営農部果実柿課・米山直樹 係長 「かなり甘い物が多い印象を持っている。年末年始に家族や親戚で集まる際に、食べてもらえれば幸いです」 今年はおよそ1130tの出荷を見込んでいて、国内の他、台湾や香港などの海外にも出荷する予定です。