「在職老齢年金制度」見直す方向で調整 “高齢者の働く意欲を阻害”との指摘受け制度自体廃止する案も検討 厚生労働省
FNNプライムオンライン
働いて一定の収入がある高齢者の年金を減らす「在職老齢年金」について、働く意欲がそがれないよう制度を見直す方向で調整していることがわかりました。 「在職老齢年金制度」は、働いて一定の収入がある高齢者の年金を減らすもので、65歳以上では賃金と年金合わせて月50万円を上回ると減額されます。 この仕組みが働く意欲を阻害しているとの指摘があり、厚生労働省は、年金が減らされる基準を62万円や71万円に引き上げる案のほか、制度自体を廃止する案を検討しているということです。 厚労省は審議会や与党などとの協議を経て、2025年の通常国会に必要な法案を提出したいとしています。
フジテレビ,社会部