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夏までスキーが楽しめる山形・西川町の月山（がっさん）スキー場が4月12日にオープンした。「雪の回廊」を通ってゲレンデに向かうと、この日を待ちわびた人たちが快晴の空の下で初滑りを楽しんでいた。 【画像】スキー場から見える絵画のような絶景

真っ白な雪と雄大な山々の大パノラマ

暖かい日が続いたため、温泉街からスキー場に通じる「雪の回廊」は溶けて、いつもの年の半分ほどの高さ。それでも、空の青さと白い雪のコントラストが美しく映えていた。 約5kmの道のりを進んでいくと、月山スキー場に到着した。 リフトに乗って標高1500メートルの所まで登ると、「朝日連峰」がくっきりと見え、絵画のような絶景が目の前に広がる。視界を遮るものがない真っ白なゲレンデと雄大な山々の大パノラマは、この時期だからこそ堪能できる月山の魅力。 12日に営業が始まったスキー場は、この日を待ちに待ったスキーヤーやスノーボーダーたちでにぎわいを見せた。 ゲレンデの積雪は暖冬の影響で8メートルと、例年より約4メートル少ないが、滑りを楽しむには十分。日差しが照りつけるゲレンデには半袖姿の人も…。 山形・鶴岡市から来た人: 暑いので半袖が気持ちいいです。鶴岡市に4月に引っ越してきたばかりで、月山で初滑りしたいと思って楽しみにしてきた。最高、一日滑りたい 全国的にも珍しい“夏スキー”を楽しめる月山スキー場。県外からも多くの人が訪れ、華麗な滑りを見せていた。 埼玉から来た人たち: 念願です。うれしいです、来られて。最高です。なかなかできない経験で、こんなに景色がいいスキー場もなかなかないので、晴れてうれしい また、福井から来た人たちも「春に月山のオープンめがけてツアーで来る、毎年」「これは魅力的、世界中の人が来るといいなと思う」と月山の魅力について話した。 月山観光開発・庄司昌吉社長: 真っ白な色とブルースカイに囲まれて、ダイナミックなところが月山スキー場の魅力。全世界中に誇れる、稀有なスキー場で非常に感動できる。ぜひ遊びに来てほしい 月山スキー場は7月中旬まで滑走できる予定で、今シーズンは2024年を上回る約5万5000人の来場を見込んでいる。 （さくらんぼテレビ）