放置された竹をどう利用?夏休み中の小学生が考える【長野・飯田市】
放置された竹林をどう整備するか。飯田市の小学生が竹を利用した様々な体験を通じて、夏休みの学校で考えました。 夏休みに入った小学校のプールに響く、元気な声。乗っているのは…「竹いかだ」です。 飯田市の小学生が自分たちで作りました。 ■6年生 「どう作ってみて。楽しい」 作ったいかだで、レースです! 「早いんだけど」 「きゃー、怖い」 実はこの竹、通学路沿いの放置竹林を子どもたちが切りました。指導したのは天竜川の渓谷沿いの竹林整備に取り組む団体です。 ■鵞流峡復活プロジェクト・曽根原宗夫代表 「これはリサイクルというよりアップサイクル、新たな命を吹き込むことによって竹の資源化っていう。あと楽しみだったりに繋がっているということ」 ■6年生 「(伐採した竹の)敷地の人も喜んでるって聞いたし、僕たちも喜べたから楽しいなって」 いかだに使った竹は半分に切ります。この形は… 流れるそうめんそう、流しそうめんです。いかだ作りでお腹ペコペコの子どもたち。 おいしそうです。 フランクフルトも竹を網代わりにして焼きました。 この竹は炭にして土にかえします。 ■6年生 「竹ってこんなに利用できるものがあるんだってびっくりしました」 ■6年生 「面白かったし、竹がこうなるんだって勉強になりました」 夏休みの思い出の最初の1ページになりました。