早期卒業の市田龍生都が堂々白星デビュー~4日松戸競輪5R
史上5人目の早期卒業を果たした注目の市田龍生都(福井)が4日、松戸初日のチャレンジ予選(5R)で白星デビューを飾った。2着に9車身差を付ける余裕の逃げ切りに「初めてお客さんの前で走れて、プロとしてデビューしたという実感が湧いた。こんなに応援してくれている人がいると思うと、緊張よりも期待に応えたい気持ちのほうが強くなった」と胸を張る。ただ、後ろが競りでラインで決められなかったせいか「自分の評価としては80から85点ぐらい。でも親父(佳寿浩氏、76期=引退)にはあまり褒められたことがないから『70点』とかいわれそうですね」と控えめにレースを振り返った。 5日の準決勝(4R)は中島竜誠-伊藤之人の関東ラインが相手。「前からでも後ろからでも、自力で力を出し切りたい」と全力で再勝を目指す。