<CP+2016>スマートグラスで360度映像を体感できるコーナー
THE PAGE
パシフィコ横浜で開かれている「CP+ 2016」でセイコーエプソンが、スマートグラス「MOVERIO BT-200」を用いた360度映像やドローンによる空撮を体感できるコーナーを設置している。
BT-200は、ヘッドセットと通信機能を備えたコントローラで構成。ヘッドセット部には、30万画素カメラや各種センサを搭載し、ヘッドセットの左右側部からレンズ部に映像を投射する。360度映像なら頭を動かすことで臨場感ある光景を楽しめるほか、ドローンの空撮なら上空からの視点での映像が目の前に広がる仕組みになっている。
360度映像は、リコーの360度カメラ「THETA」、ドローン映像はDJIのドローン「Phantom2」を使用して撮影。展示デモは、撮影済みの映像だが、通信機能を用いてリアルタイムモニタリングも可能という。 エプソン販売 広報・宣伝部の山田明氏は、「これらの機器を組み合わせることで、スマートグラスの新しい楽しみ方を提案することが狙い」と説明する。スマートグラス市場は今後ますます拡大するものと予想しており、体感を通じた拡販にも期待。「カメラや映像に関わる方々にとって、フォトライフを充実させる新たなツールとして受け入れてもらえれば」と話している。 (取材・文:具志堅浩二)