野口みずきの日本記録を19年ぶりに更新した期待の星

〈7月27日に幕を開けた『パリ五輪』。史上最多58個のメダルに輝いた東京五輪に続き、今大会もメダルが期待される競技が目白押しだ。注目競技の見どころを、レジェンドたちに徹底取材。日の丸アスリートのメダルラッシュに酔いしれよう！〉 【写真あり】可愛い…！卓球・早田ひなが見せた「勝利の笑顔」が可愛すぎる ◆前田穂南(ほなみ)（28）【マラソン】 決勝　8月11日14：50～（NHK総合） 今年１月の大阪国際女子マラソンを２時間18分59秒でフィニッシュ。野口みずき（46）の日本記録を19年ぶりに更新した期待の星が、パリのアップダウンが厳しいコースに挑戦する。難関での番狂わせに期待したい ◆比嘉もえ（16）・安永真白（25）【アーティスティックスイミング】 デュエットテクニカルルーティン　8月10日2：30～（未定） デュエットフリールーティン　8月11日2：30～（未定） 昨年の『世界水泳』で予選最下位から１位となる大逆転劇を起こした。この競技のデュエット種目において、日本が世界大会で金メダルを獲得したのは22年ぶりのことだった。パリでも息の合った演技に期待だ ◆半井(なからい)重幸 Shigekix（22）【ブレイキン】 決勝　8月11日3：00～（フジテレビ系列） 姉の影響で７歳から競技を始め、’22～’23年と、世界選手権で２大会連続のメダルを獲得した第一人者。逆立ちなどの難しい体勢で体をキープする大技「フリーズ」の精度を武器に、大舞台でも魅せる演技でメダルを狙う ◆白井空良(そら)（22）【スケートボード】 男子パーク決勝　8月8日0：30～（TBS系列） 日本代表の白井と根附海龍(ねつけかいり)（20）、さらに堀米雄斗（25）が今年の世界大会の表彰台を独占するなど、スケボーは日本のお家芸となりつつある。世界ランキング３位ながら予選落ちした東京五輪の経験を糧に闘志を燃やす ◆内田美咲（26）【近代五種】 女子フェンシングランキングラウンド（初日）　8月8日21：30～（未定） 得意の水泳を軸にフェンシング、レーザーラン（射撃＋ラン）で高得点を狙う初出場の内田。昨年のアジア大会では日本人歴代最高の４位を記録。次の五輪からは種目から馬術が外されるため、内田の乗馬姿にも注目だ ◆浦田果菜（25）【ホッケー】 予選第３戦　8月1日0：00～（未定） スタミナと守備力を持ち味に、カウンター攻撃を得意とする「さくらジャパン」。浦田は守備の要となるフルバックを担当しており、相手ボールのカットと力強いスイングで攻撃に転じる隙を生み出す影の実力者だ 『FRIDAY』2024年8月9日号より