写真：Impress Watch

求人サイト「バイトル」などを運営するディップは、10月1日よりスポットワーク専用のバイトサービス「スポットバイトル」を東京23区で開始した。2024年内に全国展開を目指す。 【この記事に関する別の画像を見る】 「バイトル」で展開している「シフトのバイト」に加え、スキマバイト(スポットワーク)、単発バイトなどを提供し、柔軟な働き方を求めるユーザーのニーズに応えるサービス。 スポットバイトルには、日本初の独自機能である「Good Job ボーナス」を搭載。事業主(企業)が「Good」と評価したワーカーに対し、ディップが給与とは別にボーナスを支給する。一方、「Good」評価でなかった場合は、ワーカーへのボーナスと同等額を企業側の手数料から割引する。 同社によると、バイトル応募者のうち約3割が単発の仕事へ応募しているという。また調査によると「シフトのバイトをしながら、空いた時間でスポットのバイトをしたい」が55％と、シフトのバイトとスポットのバイトを併用するニーズが高い。 バイトルへ訪れたユーザーがシフトのバイトもスポットのバイトも選ぶことができるようになり、多様な志向をもつユーザーへ最適なサービスを提供していくことが可能になるという。 同社は、これまでに「バイトル」などの求人サービスを運営してきたが、今回の「スポットバイトル」では、スポットワーク市場における時給相場の低さという課題に応え、働く人の待遇向上を目指している。