クレジットカードの明細を見て仰天…「お金に逃げられる人」が無意識にやっていること。「お金の使い方が上手い人」は絶対にやらない
3.お金を殖やす 「お金を稼ぐ」と「お金を貯める」の2つをしっかりと続けていると、月日の経過とともに、まとまった金額が手元に残るようになります。たとえば、月1万円の貯金でも1年で12万、月5万円なら1年で60万円もの金額になります。これらのお金は将来のためになる自己投資に使い、お金の価値を殖やしていきます。お金は「金銭」という形のまま増やすことも、資格・体験・知識・実物資産という有形無形の資産に変えて殖やしていくこともできます。 当面、自己投資に使う予定がなければ、投資信託などの金融商品を購入しておきます。この方法であれば、銀行に寝かせておくよりも効率よくお金が増えますし、必要なときにはすぐに使えます。殖やしたお金が300万円以上の金額になったら、4の「お金を使う」も検討しはじめてください。 【チェック項目】 ・希望する自己投資をチェック ・投資信託などの殖やす先をチェック ・殖やすだいたいの目標額を決める ・資産拡大のことを勉強しはじめる 4.お金を使う お金を殖やして300万円以上の金額になると、より大きな結果を出しやすい実物資産に使うこともできます。実物資産とは、不動産や金のような実際に目で見て触って、誰もがその価値を確認できるタイプの資産です。 たとえば、区分マンションを購入して、それを人に貸して賃料収入を得る不動産投資をスタートすることもできます。最初に用意したお金を初期費用にして、銀行から融資を受けてマンションを購入し、人に貸して賃料を得ます。マンション購入のためのローンは組みますが、基本的に賃料収入からローンを返済していくので、ご自分はいままでどおりサラリーマンを続けていれば、月日とともにローンが完済されます。完済後は、賃料収入から経営コストを差し引いた分が全額収入になります。その時に、不動産価格が上がっていれば、売却をして利益を得ることもできるでしょう。 このように貯金をしたお金を使いながら、同時にサラリーマンとしても働き続けていきます。そして、お金に関する4行動を繰り返すことで、ご自分の希望する資産額を形成していくことができます。 【チェック項目】 ・実物資産の投資先をいくつかピックアップする ・投資方法についての勉強をはじめる ・セミナーや相談会などに参加をしてみる ・将来の資産形成についてシミュレーションをする ・ライフプランの見直しをする