クレジットカードの明細を見て仰天…「お金に逃げられる人」が無意識にやっていること。「お金の使い方が上手い人」は絶対にやらない
お金の使い方は人それぞれ。しかし、一生懸命に働いてお金を稼いでも、使い方で失敗してしまう人も。もっと上手にお金を使いたい、資産を殖やしたいと考えているのであれば、お金の使い方が上手な人に共通したパターンを取り入れ、より豊かなライフスタイルを手に入れましょう。今回は、お金の上手な使い方について解説していきます。 都道府県「3LDKマンション家賃」ランキング…<小売物価統計調査(動向編)(2021年平均)>
お金の使い方が上手な人の4つの特徴
お金の使い方が上手な人の特徴を4つにまとめました。この4つの特徴に共通していることは、「お金をコントロールできている」ことです。 1.ライフプランがある 2.収入の範囲内で暮らす 3.浪費はしない 4.将来のプラスになることにお金を使う 1.ライフプランがある お金の使い方が上手な人は、ライフプランがしっかりしています。ライフプランとは、人生全体において、いつ・なにをして・いくらかかるなどの、時間とお金に関した具体的な計画のことです。このライフプランがあるかないかで、お金のコントロール能力が変わってきます。 たとえば、40歳前後で起業をしようと考えている方ならば、開業のための勉強や資格取得などにかかる時間を踏まえて、具体的な目標と期限を設定しておく必要があります。具体的な期限を設けているため、行動を先延ばしにすることは、ご自分が希望する生き方が先送りされることにつながります。その分、真剣に考えるようになりますし、なにかを選ぶときに「ライフプランの実現につながるかどうか」を判断軸にするようになります。 ライフプランがあると、仕事・人間関係・そのほかの選択肢のなかで、ご自分の希望に沿った選択をしやすくなり、選択をするたびに、自分の望むライフスタイルに近づいていきます。そのことが理解できると、より時間もお金も、ライフプラン=自分の人生にとって、無駄なことをしなくなります。その結果、お金の使い方が上手になります。 2.収入の範囲内で暮らす 毎月の収入がいくらかに関係なく、毎月収入を超えた支出があれば、人生は永遠に豊かにはなりません。仮に月収が100万円ある方でも、毎月150万円の支払いがあれば、高収入でも、毎月赤字を垂れ流していることになります。人付き合いなどを含め、出費が重なることはありますので、支出のほうが収入よりも上回るときは、誰にでもあり得ることでしょう。 しかし、年に何回もそういう月がある方、もしくは、ほぼ毎月そうである方は、お金の使い方の問題以前に、「収入の範囲内で暮らす」という当たり前のことを、習慣にする必要があります。 具体的には、家賃・水道光熱費・電話代・食費・生活必需品などの、毎月必ず支払いがある金額(固定費)を把握し、毎月の収入からその金額を除いた残りの金額で、暮らしていけるように支出をコントロールします。お金の使い方はプライベートなことなので、人に細かく話す機会もなく、使い方について指摘されることもありません。また本人も、毎月が綱渡りであっても、最終的に支払いができていれば「自分はうまくいっている」と思いがちです。 しかし、上手なお金の使い方の基本は「収入の範囲内で暮らすこと」です。特に、クレジットカードの支払い額を見て、ビックリした経験が1度でもある方は、ご自分のお金の使い方を見直してみてください。