注目の3組、会場沸く 富山・南砺で「スキヤキ」、25日まで
ワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2024」は24日、富山県の南砺市福野文化創造センターで、注目アーティストが出演する「ヘリオスステージ」が行われた。国内外の3組が国際色豊かな音楽で会場を沸かせた。25日まで。 「スキヤキ」から誕生した市民楽団「スキヤキ・スティール・オーケストラ」がオープニングを飾った。幅広い年齢や職種の団員がスチールドラムで爽やかなメロディーを演奏。来場者は手拍子で応えた。 「すずめのティアーズ&久下惠生」は、日本や東欧に伝わる民謡を披露。ガットギターの美しいメロディーと、澄んだ歌声が織りなすふくよかなハーモニーで会場を包んだ。 トリを飾ったのは、オランダの6人組ロックバンド「ヌサンタラ・ビート」。全員がインドネシアにルーツを持ち、同国の民謡を現代風に解釈したオリエンタルなサウンドで異国の情緒を漂わせた。 25日は初来日となるブラジル音楽の新鋭「アナ・フランゴ・エレトリコ」ら3組が登場する。北日本新聞社共催。
600人、パレードにぎやか スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドのパレードが24日、南砺市福野地域中心部であり、約600人がにぎやかなパフォーマンスで沿道を盛り上げた。 韓国の打楽器「チャンゴ」やアフリカンドラム「ジャンベ」を演奏する市民楽団「サラマレクム!&サムルノリ・シグ!」や、金沢美術工芸大の学生でつくるワークショップ部「ちきゅう部」など約20団体が参加。福野中学校から同市福野文化創造センターまでの約600メートルを、笛や太鼓の音色を陽気に響かせながら進んだ。 地元の福野小学校管楽器クラブや、福野中学校と南砺福野高校の両吹奏楽部らもパレードに加わった。