「脱衣所隣にガス乾燥機つきランドリースペース」は、洗濯が劇ラクな間取り
乾燥機にかけられない衣類は、すぐに部屋用物干しに!
筆者は、それまで高層マンションに住んでいたこともあり、洗濯物を外に干す習慣がありませんでした。とくに不便にも感じていなかったので、新しい家では、ベランダは不採用に。そのぶん、建築費用も抑えられました。 代わりにランドリースペースに、スチール製の室内用物干し(写真)をつけています。スチール製のブラックの物干しは、やぼったくなくてとても気に入っています。 乾燥機にかけられない衣類を、ベランダへ持っていく手間もなく、洗濯機から取り出してすぐ部屋干しできるので、ラクチン。これも時短にひと役買ってくれています。 設計時は、部屋干しで生乾きにならないか少し心配でした。しかし、室内用物干しを浴室側に寄せて設置し、浴室換気を回すことで、まったく問題ありませんでした。梅雨の時期もちゃんと乾きました。
物入れの扉位置を変更し、ランドリー収納に!
洗濯機・ガス乾燥機の前には、幅600×高さ2350×奥行き800mmの物入れをつくりました。この物入れがランドリー収納として大活躍。洗濯洗剤や柔軟剤、漂白剤がすぐに取り出せて便利です。 内部は可動棚に。スティック型掃除機が充電できるよう、コンセントも設置しました。 じつはこの物入れ、設計時当初は扉が廊下側を向いていました。しかし、使いやすさを考えて洗面側に変更。結果、廊下もすっきりしますし、使いやすいし大正解でした。
洗濯機の上に設置すると高さが出るので要注意
大満足のガス乾燥機ですが、少し不便に感じていることがあります。それは、ガス乾燥機の扉の高さ。 わが家は、洗濯機の上に専用台を使ってガス乾燥機を設置しています。意外に乾燥機に高さがでるため、洗濯物の出し入れの際に、奥の方の洗濯物が見えづらく、取り出しにくいのです。 縦型洗濯機の上に設置する場合、どうしても高さがでてしまいます。身長によっては、背伸びをして出し入れすることになると思うので、ガス乾燥機を採用の際は、高さや設置場所をしっかり検討した方がいいと思います。
木暮悠人