Lonely Planetが選んだ、2025年に訪れるべき世界の都市トップ10(海外)
9位 パルマ・デ・マヨルカ(スペイン)
スペイン旅行といえば、バルセロナやマドリード、イビサ島などがすぐに思い浮かぶかもしれない。しかし、スペイン本土の東に浮かぶマヨルカ島のパルマも、こうした人気観光地と同じくらい、旅する価値のある場所だ。 島では白砂のカロ・デス・モロ・ビーチでくつろいだり、バルデモッサやデイアの街を歩いたり、ミシュランの星付きレストランで食事を楽しむことができる。 街のシンボル的存在であるパルマ大聖堂は、建築好きなら必ず訪れたい場所だ。13世紀に建てられ、20世紀初めに建築家アントニ・ガウディによって改修された大聖堂だ。近くには司教の庭や回教徒浴場もある。 冒険好きなら、島の北西部に位置するユネスコ世界遺産のトラムンタナ山脈が車で45分ほどの距離にある。ウォーキング、ハイキング、サイクリングを楽しむことができる。
8位 クリチバ(ブラジル)
クリチバはこれまで、そのスマートな都市計画や持続可能性への取り組み、広大な緑地で話題になることが多かったが、近いうちに"エコ"に関心の高い旅行者の拠点になるかもしれない。 オスカー・ニーマイヤー美術館を見学したり、植物園で1日を過ごした後にラルゴ・ダ・オルデンを散策するのもいいだろう。 クリチバのバス高速輸送システム(BRT)はその効率の良さで知られているが、山や熱帯雨林を通り抜けるモヘチス行きの観光列車セーハ・ヴェルジ・エクスプレスは、それだけで完全な体験になる。
7位 大阪(日本)
芸術、文化から食、建築まで、大阪にはさまざまな心躍るアクティビティーがある。 2025年4月からは夢洲で大阪・関西万博も開催される。 1人で市内を観光したいなら、道頓堀のネオン街や大阪城、大阪歴史博物館などがお薦めだ。
6位 ピッツバーグ(アメリカ)
バーやレストランをはしごしたり、歴史的建造物を見て回る休暇をお望みなら、ピッツバーグには地元のレストラン、ビール醸造所、職人技が光るカフェ、歴史的モニュメントなど、見どころがたくさんある。 工場を改装したアンディ・ウォーホル美術館や世界最古のジープが展示されているハインツ歴史センター、ウィグル・ウィスキー蒸留所なども有名だ。 Lonely Planetの専門家は、冬は天候が不安定なので、5月から10月の間で旅行を計画するといいとアドバイスしている。