上皇后美智子さま、90歳に 骨折で手術、現在は退院
上皇后美智子さまは20日、卒寿となる90歳を迎えました。上皇后さまは今月6日、住まいの東京・元赤坂の仙洞御所で転倒し、右大腿(だいたい)骨上部を骨折。東京大学医学部付属病院で手術を受け入院しましたが、13日には退院しました。 【写真多数】赤坂御苑を上皇さまと散策する上皇后美智子さま。左胸付近には婚約にあたって皇太子時代の上皇さまから贈られたトレド細工のブローチをつけている=2024年10月4日、宮内庁提供 今年5月、上皇后さまは上皇さまと東武鉄道の特別列車で栃木県日光市を訪れました。上皇さまが戦時中に疎開した地をたどる私的旅行でした。 8月には、ご夫妻で静養のため長野県軽井沢町を訪問。戦後に旧満州から引き揚げた人たちが入植した「大日向開拓地」を散策しました。
朝日新聞社