名前も出身地もデタラメ「金がない、住むところがない」と市役所に『生活保護』を申請した60歳男…1か月で31万円だまし取る「名前を偽っている可能性がある」と通報され"詐欺容疑"で逮捕 最北のマチ北海道稚内市
生活保護の申請で、虚偽の内容を記載し、現金31万円を北海道稚内市からだまし取ったとして、60歳の無職の男が詐欺の疑いで逮捕されました。 男は10月4日、市役所で名前を偽って生活保護を申請し、10月18日から11月12日までの間、計3回にわたり、手渡しなどで、現金約31万円を受け取り、だまし取った疑いがもたれています。 11月15日に、市の職員から「名前を偽っている可能性がある」と警察署に届け出があり、その後の捜査で男は逮捕されました。 稚内市によりますと、男は身分証を持っておらず「金がない。住むところがない」などと主張したことから、当座の生活費と併せて、住宅を確保するための敷金や家賃などとして生活保護費を支給したということです。 市は支給後も、男の戸籍や預貯金の照会など、調査を続けていましたが、名前だけではなく出身地なども偽っていたうえ、金融機関の口座を持っていなかったので、確認に時間がかかりました。 男は調べに対し「市の人をだましてしまいました」と容疑を認めているということです。
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