播磨灘沖で養殖のカキ大量盗難、ロープ1本に600個前後のカキが150本分以上被害
兵庫県相生市沖で養殖されているカキが大量に盗まれていたことがわかり、姫路海上保安部は被害状況などの調べを進め、巡視艇での巡回を強化している。 【写真】広島のカキ殻集積場「満杯」相次ぐ…異例の事態
相生漁協などによると、同市沖約2キロの播磨灘で、22業者が184台のいかだを設置し、長さ約6メートルのロープにカキが付いたホタテの貝殻を挟んで養殖。1台のいかだには約1000本のロープが取り付けられている。ロープ1本には600個前後のカキが付いており、水揚げ作業はクレーン付きの漁船で行う。
これまでに、6業者が5~7日、いかだから一部のロープがなくなっていることに気づいた。盗まれたカキはロープ計150本分以上になるという。