鹿児島県 奄美市長記者懇 大阪で市外初のふれあい対話 医療シンポ初開催も
鹿児島県奄美市の安田壮平市長と大島支庁記者クラブ「くろしお会」との定例記者懇談会が27日、市役所であった。市外で初の「市長とのふれあい対話in大阪」や初開催となる「奄美地域医療シンポジウム」、奄美市まなびフェスタの実施などを発表した。 「市長とのふれあい対話in大阪」は30日、奄美大島雇用創造協議会が開催する「UIJターン向け就職・起業相談会」と同会場で行う。安田市長は「移住やUターンなど検討中の人の意見を聞き、今後の施策の参考にしたい」と述べた。また、12月以降に市内で行う対話については、高校を対象とし、皮切りは17日に奄美高校で開催するとした。 「第1回奄美地域医療シンポジウム~健康長寿の奄美大島×持続可能な地域医療」は12月8日、アマホームPLAZA(市民交流センター)のマチナカホールで開催。鹿児島大学病院地域医療支援センター長の嶽﨑俊郎氏の基調講演や医療関係者によるシンポジウムがある。「医療資源が限られる中での健康づくりに役立てるとともに、地域医療を守るための施策展開に役立てたい」と話した。 2024年度奄美市まなびフェスタは15日、アマホームPLAZAで開催。「将来を担う若い世代の取り組みを応援したい。あらゆる世代の人に来場してほしい」と呼び掛けた。 若手職員が中心となり新たな事業を提案することで、市民サービスの向上や行政の効率化などを目的とした「職員提案制度」を実施中。市職員から50事業の提案があり、10事業が12月下旬の2次審査に進み、最優秀提案と優秀提案を表彰するとした。 このほか、日本復帰記念の日のつどいを25日、アマホームPLAZAで開催する。