マンチェスター・ユナイテッドが未勝利の危機的状況

【写真：Getty Images】

　UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）リーグフェーズ第3節、フェネルバフチェ対マンチェスター・ユナイテッドの試合が現地時間24日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わった。この結果、マンUは勝ち点1しか積み上げることができず、21位に沈んでいる。場合によっては、もっと酷い結果もあり得たと、英紙『ガーディアン』が報じた。 　 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　マンUを率いるエリック・テン・ハフ監督はジョシュア・ザークツィーやアレハンドロ・ガルナチョ、マーカス・ラッシュフォードなどを先発起用。15分にはカウンターからマンUのクリスティアン・エリクセンが先制点を決めたが、49分に失点して同点に追いつかれてしまう。その後、カゼミーロやラスムス・ホイルンド、アントニーなどを投入して攻勢を強めたものの、勝ち越しゴールを奪う事は出来ずに1-1の引き分けに終わった。初戦のトゥエンテ戦（1-1）と第2節のポルト戦（3-3）に続く引き分けで、これで未勝利の3戦連続ドローとなった。 　フェネルバフチェ側では、同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、PKを見逃されたと猛抗議した事でレッドカードを提示されて退席処分を受けている。それでもマンUが勝てなかった事で、同紙は「マンUのオランダ人監督は奇妙なことに、ヌサイル・マズラウィを通常とは異なる攻撃的役割で起用した。この監督は、ヨーロッパでの過去5回のアウェー戦で17失点していたチームのパフォーマンスが大幅に改善されたことを良いように語るだろうが、モウリーニョ監督の嘆願が聞き入れられなかったら、もっと酷い結果になっていた可能性もあった」と報じている。