“去就注目”のキケ・ヘルナンデスはド軍と再契約か ラックス移籍で「ユーティリティープレーヤーとして復帰」
ドジャースとレッズの両球団が現地時間1月6日(日本時間7日)にトレードを発表し、ドジャースはギャビン・ラックスを放出してレッズから21歳の外野手マイク・シロタと今年のドラフト上位指名権を獲得している。 【動画】貴重な一発!キケ・ヘルナンデスが2ランを放つシーン これによって、FAとなって去就が注目されていたエンリケ・ヘルナンデスとの再契約の可能性が浮上した。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者が自身のXで伝えた。 同記者はXで「ドジャースがギャビン・ラックスをトレードしたことで、来季、キム・ヘソンが二塁手としてプレーできる枠が空いた」とし、「また、キケ・ヘルナンデスをユーティリティープレーヤーとして復帰させることもできる」と投稿している。 ドジャースは今オフ、韓国プロ野球の内野手であるキム・ヘソンと3年総額1250万ドル(約19億6500万円)で契約合意。さらに内外野を守れるトミー・エドマンとも大型契約を結んでいる。これにより、“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデスとの再契約は微妙な状況だったが、ラックスの移籍で事態は変わってきた。 また、同記者は「ドジャースはギャビン・ラックスのトレードでレッズから何を得るのか?」と題した記事の中で、レッズから21歳の有望外野手であるマイク・シロタを獲得したことにも触れている。 記事では「シロタは2024年のMLBドラフト3巡目でレッズに指名された。21歳のシロタはスピードと守備力で知られている」と紹介した。2021年には当時高校生だったシロタをドラフト16巡目でドジャースが指名したが契約には至らなかった経緯があり、4年越しの入団となる。来季、この若手外野手に出場のチャンスが巡ってくるかどうかにも注目だ。 ラックスの移籍で状況が一変。果たしてエンリケ・ヘルナンデスはドジャースに残留するのか。大谷翔平との「かめはめ波」ポーズでも話題になった33歳の動向から目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]