【新日本】竹下幸之介 鷹木信悟からNEVER奪取で2冠王に「強くなりすぎちまったもんで」
新日本プロレス4日の東京ドーム大会で、AEWインターナショナル王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=AEW&DDT)がNEVER無差別級王者・鷹木信悟(42)とのダブル王座戦に勝利して2冠王となった。 試合序盤は竹下がバネを生かした躍動感あふれる動きでリードした。だが鷹木も譲らず、場外でのデスバレーボムを炸裂させる。気迫あふれるファイトでペースをつかみ返した。 その後は一進一退の攻防。ラリアートの打ち合いで東京ドームの観客を感嘆させるなど、消耗戦となった。だが、最後は竹下がサポーターを外した右ヒジを強烈に叩きこみ、鷹木の動きを止めることに成功。さらにレイジングファイター(旋回式ファルコンアロー)につないで3カウントを奪った。 竹下は「鷹木信悟、強かったよ。でもよお、ここ数年の内に自分でも信じられないくらい、俺自身が強くなりすぎちまったもんで…。俺が日本で最も強いと思っていた鷹木信悟にこの東京ドームで勝っちまった。俺のもとにAEWインターナショナルとNEVER無差別級のベルトが来ちまったんだよ」と不敵に話す。 これを受け、5日の東京ドーム大会で石井智宏とのダブル王座戦が決定。「今日はAEWインターナショナルの王者としてこの舞台に立った。だから俺の中でAEWの代表としてプライドを見せたつもりだ。明日はまた違う戦いになる。NEVER無差別級王者としての戦いを見せてやる。楽しみにしとけ!」と宣言。試合後、リング下でにらみ合いを展開した石井に「120%の力でぶん殴れるのを楽しみにしてるぜ!」と通告した。
東スポWEB