おさい銭にPayPay、正式対応 コロナ禍では規約違反と話題にも
PayPay社は12月23日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を、神社や寺院でのおさい銭で利用できるようにした。敷地内に設置してあるQRコードを読み取り、金額を入力して送金ボタンを押せば完了。キャッシュレス化により、現金の盗難リスクを軽減できるなどのメリットがあるという。 【画像を見る】おさい銭での利用方法【全4枚】 PayPayはこれまで、「加盟店が販売する商品もしくは権利または提供する役務」での取引に対してサービスを提供すると規約を定めていたため、商品などの提供がない寄付やおさい銭では利用できなかった。8月には法人向けビジネスアカウントで寄付を受けられるように規約を変更。今回、寄付の対応範囲をおさい銭にまで拡大した。 2022年正月のコロナ禍には、「PayPayでおさい銭を受け取るのはNG」という旨のTwitter(現X)への投稿が話題になっていた。 増上寺(東京都港区)と、東別院(愛知県名古屋市)は導入済み。稲毛神社(神奈川県川崎市)、熊野若王子神社(京都府京都市)、四天王寺(大阪府大阪市)、本能寺(京都府京都市)、五百羅漢寺(東京都目黒区)は12月末までに導入予定。
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